2017年11月・牡牛座の満月
プルメリアバードのホームページと共に、ブログもリニューアルです。
どうぞよろしくお願いいたします。
過去記事は少しずつ移していけたらなと思っています。

選挙が終わって以降、何かと胸が悪くなるようなニュースが飛び交っているように思います。
震災の時にはニュースを見過ぎると、見ているだけでも心的外傷を負う可能性があると注意喚起がなされていましたね。
どうぞ気分が悪くなりそうな時は酷いニュースからは離れて、心を保ってくださいね。
そんな中での牡牛座での満月。
今回の満月は、2017年11月4日、14:23頃に牡牛座で起きます。
今回の満月のテーマは、
『どれだけ目の前の現実が立ちはだかっても、自分の内面と希望を信じる』
です。
ああだったらこうだったら。
あれが欲しいこれが欲しい。
もし、そうだったら、
きっと今とは違っていたのにな。
諦めてきたこと。置いてきたこと。さよならしたこと。
たくさんの生まれなかった私、が誰の心の中にもいて、それは何人もいます。
そして、これから生まれる私、も何人もいるはずです。
いくつになっても、未来の自分は、どんな私になるのかわからない。
解っているつもりでも、もう自分なんてこの枠の中だよな、と思っていても、
まだ生きている限りは新しく生まれてくる自分がいます。
生きている限りは、どれだけでも未来に旅立つことができます。
未来が分からないから不安だけれど、未来が分からないからこそ希望が持てる。
どれだけ自然や世情の現実が厳しく立ちはだかっても、人間は生き延びてきました。
人は命が繋がっていくことを知っていたし、自分の生きた痕跡はそこで途絶えるのではなく、形を変えて引き継がれていくものだと本能的にわかっていた。
そういう意味では、命が繋がる未来を信じるというとても大きな楽観性を持って人は生きているのだなあと思います。
そういう、人間本来の生き生きとした、繋がっていく明るさを思い出したり奮い立たせたり。
そんな感触が今回の星回りには感じられます。
未来や希望はどこかの外側にポツンとあるものではない。
人が繋いでいく命や想い。
そういうバトンの中にあって、自分もそれをもらったり渡したりして生きている。
どうせもらったり渡したりするなら、笑顔で渡していきたいな。
じゃあ自分が心底笑顔で渡せるものって何だろう。
そんな事を思ってみたりするのもいい満月です。